ベランダのない家?


「窓のない部屋」と聞いてしまうと、何かのサスペンスドラマの事件現場のようですが。
そうではないことは確かです。
最近の新築住宅には、バルコニーが小さい間取りの家が増えてきていたりするそうです。
いくつかの事情があるのですが
①バルコニーの施工が無くなると建築コストが下がる。
②ご夫婦ともに仕事をしているため、洗濯物は乾燥機を利用している。
③防犯面を考慮して大きな吐き出し窓を付けなくなってきている。
④最近の夏は非常に厚くなってきているので、日当たりのよい窓を避ける傾向が出てきた。
などがあげられます。

ちょっと前までは、日当たりのよい場所、あるいは明るい室内が人気の上位ではありました。
時代が大きく変化して、お客様方の価値観の多様化には驚くことが増えました。


物件探しをしていくうえで、多様化が進んでいくことで、物件の持つ弱点が長所に変化していくのが面白いと思います。


このような考え方も広がってきているようなので、不動産探しをする際には、少し視点をずらして考えることで、良い物件と巡り合えることが増えるかもしれませんね。